日本人宿すきですか?
バックパッカーが集まる町には、たいてい日本人宿ってものがあります。インドはバラナシの「久美子ハウス」とか、カンボジアはシェムリアップの「タケオゲストハウス」とか、ベトナムはホーチミンの「ほうれん荘」とかが代表的。要するに、宿泊客のほとんどが日本人の宿。
まあ確かに旅慣れないうちは、日本語も通じるし、他の日本人に旅の情報とかも聞けるし、便利な存在ではあるかもしれない。
でも僕は、日本人宿には基本的に近づきませんでした。もともと群れるのは嫌いだし、孤独や寂しさだって旅の一つのスパイスだと思うし、わざわざ外国に来てるんだから現地人とか日本人以外のバックパッカーとも付き合ったほうが楽しいと思っていたから。
どうもバックパッカーにもお国柄が出るようで、欧米人は大抵友人とか彼氏・彼女とかの2人組で行動。移動も食事も、いつもこの2人で。逆に日本人は単独旅行者が多いんですけど、宿に着くと日本人同士で群れる。食事に行くのも、いつも徒党を組んで。
で、日本人宿に泊まると、この「徒党を組まないといけない雰囲気」があるんで、それが嫌でした。
別に日本人宿に泊まるのはダメ、っていう気はないです。泊まりたい人は泊まればいい。
ただ僕は日本人宿はすきじゃなかった、と。それだけの話です。
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