世界放浪。ここではない、どこかへ行きたい・・・。

旅のうんちく

旅の必需品‐クスリ関係‐

クスリと聞いて、勘違いしないように。僕はかなり健全なパッカーでした。

で、旅の荷物は少なければ少ないほどいい。

でもどうしても持って行ったほうがいいものも。

僕の場合は薬関係だと、

1.目薬(目が痒くてどうしようもなくなることがある)

2.メンソレータム(怪我によし、リップクリーム代わりによしの万能薬)

3.虫さされの薬(どうして海外では売ってないんだろう?)

4.正露丸

5.バファリン

6.メンソール・タルカムパウダー

メンソール入りシッカロールのこと。タイのコンビニなどで売ってる。これをぬると、スースーして熱い夜も快適に寝れる。

以上。基本的に病気は寝て直す。まあ大した病気にかかったことはないけど。

自慢じゃないけど、カルカッタの生水飲んでもなんともない、鉄の胃袋の持ち主っす。カルカッタからマドラスへ向かう電車の中で。水を買い忘れ、のどが渇いてど~しようもなくて、トイレの手洗い水(飲むなとかいてある)をちょっとだけ飲んじゃったこともあるッす。でも大丈夫だった...。

こういうやつは、ぽっくり突然死しやすいらしいですね^^。


旅の履物!

旅の履物

アジアではビーサン。なんと言ってもビーサン!断固としてビーサン!! 靴など無用の長物、トレッキングシューズなど言語道断!!!

タイ製の青いヤツが丈夫でよろしい。

ビーサンは快適。靴なんか履いてたら、暑くて水虫になっちまう。

ビーサンは便利。雨にも強い、ベットからトイレに行くときなんかもすぐにはける、汚れたら水で丸洗い・そしてすぐそのまま使える。

旅を続けていると、足にビーサン型の日焼けができる。これはパッカーの証しである(と勝手に思ってる)。

長くなったが、要するにパッカー旅行にはビーサンが一番なのである。文句があるヤツ、かかってきなさい。(こないでね)


沈没。

沈没


「その街にいついてしまい、 居心地のよさに移動できなくなってしまうこと」(蔵前仁一氏)

どの程度の期間をもって沈没というかは意見が分かれるところだが、個人的にそのラインは1ヶ月。


沈没地の条件
1.安くてうまい飯屋がある。
  
...人は食べずして生きながらえることはできない。食べることは重要である。かわいいくて愛想のいい女の子が働いていたら、沈没は必至となる。

2.ボーっとできる風光明媚な場所がある。

...山、川、海、遺跡など。

3.物価が安い

...バックパカーとは浮浪者、もとい不労者なのだから、金がかからないことは必須条件である。特に安い宿。


以下小生の独断と偏見・狭い経験の中からセレクトした沈没パラダイス。

インド...ダラムサーラ。ダライ・ラマの住む、チベット亡命政府のあるところ。インドにあってインドにあらず(当たり前か)。長いインド生活の後にここを訪れると、安息という言葉の真の意味を知るであろう。

ベトナム...ニャチャン。バスでベトナムの中部海岸を北上していくと、ささくれ立ったパッカーの心は、その美しさに癒されるであろう。美しい海、安い物価、しろいアオザイ...。いいところである。

その他、サバンナケット(ラオス)、チェン・コン(タイ)、ポカラ(ネパール)...。疲れたから説明は省く。

以上。求む沈没地情報。


東南アジア is 盗難アジア:盗られちまったい

東南アジア is 盗難アジア

異論を挟む者は多分少なかろうと・・・。殺人などの凶悪犯罪は少ないが、こそ泥の類はやたらと多いのが盗難&南西アジア。

特にベトナムは、MVPに輝くのではないかと思います。それほど、スリを芸術の域まで高めているアーチストがたくさんいまする。まあ、バイクで追い抜きざまにひったくって行く、芸術性のかけらも無い粗暴犯も同じく多いですが・・・。

盗難に関しては僕もかなりの辛口批評家だから、盗られちまった事はほとんどありまセン。その俺様を見事いてこましたのは、ベトナムの婆ちゃん。

その技は・・・

バスに乗ったとき、すげ傘をかぶった婆ちゃんが隣に座っりました。そのうちうとうと居眠りをはじめ、僕の肩に頭を乗せて眠り始め・・・。40年遅いよ、と思いつつも敬老精神でそのままに。

この状況わかります?そう、すげ傘で僕のポケットは完全に死角に。バスを降りて気づいたときには、ポケットから金が消えていました。

全然気がつかなかった...。今思い出しても、ジダン級のテクニシャンだったと思います。僕は金は常に分散して持っているから、ダメージは少なかったのが不幸中の幸いですが...。

ちなみに、財布にチェーンつけるのは、これっぽっちも意味ないです。スリのようなアーチストではなく、ひったくりのような粗暴犯に「さあ、的はここでっせ。盗っておくんなさい」と言ってるようなもの。バックパッカーにはあまりいないけど、ウエストポーチなんかも最悪です。

財布は持たない。現金は使う分だけ、小銭は右ポケット・大銭(?)は後ろポケットと分けて裸で入れる。大部分の金は首から下げた貴重品入れの中(もちろんシャツの内側ですよ)へ。さらにTCとクレジットカードは、腹巻の中に。

僕はこんな風にしてました。これなら引ったくりには遭わないし、スリにやられても被害は最小限ですみます。万一睡眠薬強盗に遭っても、腹巻は助かる・・・かもしれない。

ちなみに出かけるときは、手ぶらが基本。かばんももたない。ガイドブックを手に歩くのは、撒餌をまきながら歩くに等しいです。自分は地図のページだけ破いてポケットにしまい、必要なときだけこっそり取り出して見てました。

東南アジア is 盗難アジア。みなさんも、泥棒にはお気をつけあれ。


日本人宿すきですか?

バックパッカーが集まる町には、たいてい日本人宿ってものがあります。インドはバラナシの「久美子ハウス」とか、カンボジアはシェムリアップの「タケオゲストハウス」とか、ベトナムはホーチミンの「ほうれん荘」とかが代表的。要するに、宿泊客のほとんどが日本人の宿。

まあ確かに旅慣れないうちは、日本語も通じるし、他の日本人に旅の情報とかも聞けるし、便利な存在ではあるかもしれない。

でも僕は、日本人宿には基本的に近づきませんでした。もともと群れるのは嫌いだし、孤独や寂しさだって旅の一つのスパイスだと思うし、わざわざ外国に来てるんだから現地人とか日本人以外のバックパッカーとも付き合ったほうが楽しいと思っていたから。

どうもバックパッカーにもお国柄が出るようで、欧米人は大抵友人とか彼氏・彼女とかの2人組で行動。移動も食事も、いつもこの2人で。逆に日本人は単独旅行者が多いんですけど、宿に着くと日本人同士で群れる。食事に行くのも、いつも徒党を組んで。

で、日本人宿に泊まると、この「徒党を組まないといけない雰囲気」があるんで、それが嫌でした。

別に日本人宿に泊まるのはダメ、っていう気はないです。泊まりたい人は泊まればいい。

ただ僕は日本人宿はすきじゃなかった、と。それだけの話です。


旅のこだわりグッズ2、語学学習書

僕の旅のこだわりグッズその2は、語学学習書。旅の前には、行く予定の国々の語学学習書を必ず買い集めました。それが高じて、語学教師になってしまったのですが・・・。

当時出たばかりの「旅の指差し会話帳」シリーズのタイ語は、ずいぶんと役にたってくれました。

あいさつに毛が生えた程度の会話ができるだけでも、やっぱり現地の人のうけが全然違いますからね。だから旅もよけいに楽しくなるし。やっぱり海外放浪に語学書は必須です。

お近付になりたい女の子への、接近手段としても最適。「○○語教えて」と。異性の前では、かっこいい自分をアピールしたいじゃないですか。日本で会話スクールに通うより、何倍か速く上達すること間違いなし!

旅に語学は大切。出かける前に、「コレイクラ?」「タカイ、マケテ」、「アナタキレイネ」(女性の場合はキミイケメンネ)、ぐらいは覚えていきましょう。


旅の友、ギター

え~、みささんも旅のこだわりグッズ、あると思いますが、僕はギターです。若かりしころ^^、バックパッカーをしていた時代は、バンコクで買った長さ50センチのミニギターを持って旅していました。

バックパッカーギターというのもありますが、あれは全長は普通のギターとあんまり変わらないので、持ち運びにちょっと不便。よって、普通のギターをそのまま半分のサイズにした、ミニギターのほうを愛用していました。

僕のあこがれのバックパッカーは、昔々のテレビ漫画、「ムーミン」にでてくるスナフキン(笑)。ズタ袋とハモニカ・ギターを持って放浪...、かっこよすぎる。

スナフキンを知らない人に^^。スナフキンは、子供向けアニメ「ムーミン」の登場人物の一人です。自然と自由と孤独を愛するボヘミアン。春にムーミン谷へやってきて、10月には谷を離れ、つぎの春まで歌を作りながら旅を続けている旅人。物は必要最小限しか持たない主義。思慮ぶかく知識が豊富だが、それをひけらかすことがない。いつもハーモニカを持ち歩いている。

ギターはひとり瞑想(妄想?)にふけるときによし、言葉の通じない女の子を振り向かせるによし。

40ℓのザックにギターを突っ込み、空いたスペースに着るものだのを入れて、旅に出ていました。ザックのはしから、20cmぐらいギターネックが飛び出ていたのがおしゃれ、と個人的に思っています^^。ギターそのものはたいしてうまくないんですけどね。

みなさんの旅のこだわりグッズとかあれば、教えてください。


バックパッカー is not 貧乏旅行者

バックパッカーっていうと、貧乏旅行と考える人が多いんじゃないかと思うけど、それは違うんじゃないかって思います。

どんなバックパッカーでも、旅の始めには現地(アジア地域のこと)庶民の年収以上の金を腹巻にいれてるはず。そのくせ現地人に"I'm poor" なんて恥ずかしげもなく言える神経は、僕にはない。

そもそも貧乏旅行なんて言っても、現地の人からみれば貧乏でも何でもないわけですよ。1食50円で済ませた?現地人なら当たり前。1泊3ドルのドミトリーに泊まってる?田舎から出稼ぎや就学に来てる人たちは、もっと安い値段で共同生活してます。路上で寝ている人もいくらでもいるし。

バックパッカーなんて、しょせんは遊び。楽しいからするわけだし、苦行でもなんでもないっしょ。

長く旅行をしていると、よく日本人に「自分探しの旅ですね?」なんて聞かれたりしましたが、それは勘違い君。遊んで楽しいから旅に出る。Tha's all.

バックパッカー is 自由旅行者。

片手間程度のバイトで、半年の異国での自由を買える。こんな贅沢ができる国は、世界にほとんどないです。



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