旅の魔宮 ドミトリー
インドやタイやカンボジアなどの、アジアのバックパッカー御用達の宿には、大抵ドミトリーがあるもんです。
ドミトリーってのは、大部屋の相部屋。金を払ってベッドの占有権だけを手に入れます。プライバシーなんかもちろん無いけど、とにかく安い!
よって怪しいパッカーばかりが集まるわけです。
初めてドミを垣間見たのは、有名なカルカッタのパラゴン・ホテル。薄暗い大部屋に、オウム信者みたいな怪しい格好のパッカーがゴロゴロ...。一心にガンジャ(マリファナのことね)巻いてるヤツがいたりで、初めて見たときは思わずぞっとして鳥肌たったっすね。
すぐ逃げ出して他の安宿探したけど、どこも空いてなくて結局魔宮にWelcome back。
朱に交われば赤くなる、僕もすぐに怪しいパッカーの仲間入り。健全な旅行者の身の毛をよだたせる、妖怪人間2号に変身してしまいました。
でもアジアのそこかしこにある魔宮、不思議な安息感があるんですよねぇ。魔宮に入り込んだものは、二度と現世に帰れない(社会復帰できない)かもしれないからご注意を。自分も未だに、社会復帰できていません^^。
ただ、誤解なきよう。いちおう僕は、かなり健全なパッカーでした。ヘロインとかLSDとか、ケミカルなお薬に手を出したことは、一度もありません。
服装も、パッカーにありがちなオウム信者みたいな格好はしませんでした。日本にいてもそんなに違和感がないくらいの、清潔感がある格好(だったと思う)。かわいい女の子と友達になりたかったから・・・。
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