ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

洪水もなんのその・・・

2008年11月1日からの3日間。ベトナム中部から北部にかけて雷を伴った激しい雨が降り、各地で洪水被害が発生しました。日本でもニュースになりましたから、あなたも知っているかもしれませんね。

死者は少なくとも49人(首都ハノイでは18人が死亡)、家屋浸水も10万戸以上。ハノイ中心部では道路が冠水し、交通がマヒ状態となりました。

しかし大災害には違いないのですが、そんな中でもベトナムの人々はたくましい。これは、浸水した家の中で、水と戯れる(?)子供。

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そして、家の中のガラクタを適当に組み立てて作ったイカダ。ベトナム人の手先の器用さは、昔から定評のあるところです。

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そして極めつけは、自作のイカダで商売を始める人々。11月4日の台風明けのハノイの通勤は、道路が冠水状態で大混乱。そこで現れたのが、イカダを使ったバイクの渡し舟。

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イカダの渡しが5000ドン(約30円)。大型トラックを使った渡し船(?)だと、20000ドン(約110円)もしたそうです。すばらしい商魂(爆)。

そういえばベトナム戦争時代は、米軍が何度橋を爆撃し交通を遮断しようとしても、北ベトナム軍や解放戦線、地元の人々があっという間に浮き橋を作り上げて、一向に効果が上がらなかったとか。

いや、すばらしい(笑)。


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