ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

2009年10月

漁民の悲哀・座礁した船を「解体」

(2009年)9月末に台風9号が上陸し大きな被害を出したクアンガイ省。

グエン・タン・ソンさんの家族は半年間悩んだ末に、所有の船を破棄することにした。台風9号の高波で約60トンの船が4キロ内陸の田んぼの中にまで流され座礁してしまったためだ。


路上の物乞い少年

2009年10月18日の若者新聞(Bao Tuoi Tre)から

ホーチミン市3区のチョン・ドン劇場の前の通りを走ると、物乞いの子供たちが「仕事」をしている光景が見られる。これらの子供たちは、プロの物乞いの指導の下にいて、地面に横たわらせられる子供たちの中には、2~3歳ぐらいの子もいる。


台風9号、中部地方を直撃

9月29日にベトナム中部を直撃した台風16号(アジア名・ケッツァーナ)のニュースは、ネットなどでご覧になった方も多いと思います。

ベトナムでは「台風9号」となりますが、実際大きな被害が出て、連日新聞のトップニュースはこの台風9号でした。死者も100人を超え、中央気象予報センターの不手際も指摘されています。

ただ、もちろん大災害には違いないのですが、ベトナム中部では台風による洪水はほとんど年中行事のようなもの。これはベトナム「B級」ニュースなので、災害の中での庶民の逞しさをまずはご紹介しましょう。



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