Le Cong Kieuストリート：ガイドブックには載っていないベトナム

ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

エスニックなアンティークに興味があるなら、あなたはここに行かねば後悔するでしょう・・・。

超有名旅行エリアのベンタイン市場から、わずか徒歩5分。そこには怪しい雰囲気ムンムンの、骨董品ストリートが存在しています。

（本物？偽者？？あやしいにおいプンプンっす＾＾）

その名は「Le Cong Kieu通り」。長さは約100mほどの細い路地ですが、この道に沿ってびっしりと骨董屋が軒を連ねています。

骨董品マニアには有名なようで、ここで買い物に精を出す西洋人の姿もちらほら。家具・家電製品などは案外状態が良く、レトロな雰囲気で部屋のインテリアなどにもおすすめです。

約70年前のドイツ製のラジオ、約100年前のフランス製の蓄音機etc・・・。好きな人にはたまらない品揃えなんでしょうね。ちなみに管理人はその方面にはとんと疎く、価値が全くわからないのですが・・・。

ただしお宝も眠っていますが、ガラクタや偽物も、もちろん星の数ほどあります。この道で毎日繰り広げられているのは、弱肉強食の騙し愛、もとい、騙し合いの世界。二束三文のバッタ物をお宝と言って売りつける、強欲おばちゃん。傷がある・状態が悪いと言っては買い叩く仲買人。

ここでの買い物には、相当程度の鑑定眼が必要です。う～ん、なんでも鑑定団に来てもらいたいですね＾＾。

それに、骨董品の持ち出しは法律で禁じられていて、空港で没収される人もちらほらいます。しかるべき手続きを踏めば、日本へ持ち帰れる（？）らしいですが、店のおばちゃんはそんなこと関係なく、100％「ノープロブレムよ。買ってお行き！」と言います。ご注意あれ。

したがって、我々一般人はこの場の怪しい雰囲気を堪能しつつ、プロ（？）達のやり取りを横目で見物するのがいいでしょう。ちなみに、治安は全く問題ありません。