ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

チョーライ病院入院まで

5月5日、朝。とうとう耐え切れなくなり、病院へ行くことに。

最初にいった病院は、ローカルでは中規模の、H病院。ここの救急外来で、血液検査、超音波検査、頭部のレントゲン検査を受け、夕方に結果が出るまで点滴を打たれ寝ていました。注射を打たれたり、薬を飲まされたりしましたけど、症状は一向に改善せず。結局なにかの伝染病かもしれない、とのことで、ホーチミン市熱帯病院への転院手続きが取られました。まあ、転院といっても、紹介状を持って自分で行くだけですが・・・。料金は、点滴2本・注射2本、その他各種検査で700,000ドンちょっと(4千円弱)でした。

ちなみにこのホーチミン市熱帯病院というのは、ハノイの同病院とともに、各種伝染病に対応している国立病院です。日本で言えば、国立感染症研究所に近い機能をもつ施設。以前のSARSや昨今の鳥インフルエンザなどで、よくその名がメディアに登場していたので、私も名前だけは知っていました。

で、晩にこの熱帯病院へH病院の紹介状を持って行くと、「ここは外国人の受け入れはできない」とすげなく追い返されることに(笑)。「そんな殺生な。どないしたらいいんですか。」と聞いたところ、Benh Vien Cho Ray (チョーライ病院)へ行け、とのこと。チョーライ病院は、ベトナムローカルとしては最大最高の病院です。

で、息も絶え絶えにタクシーでここへ移動(本当に伝染病だったら、どうするんだろ・・・)。救急外来にたどり着いたのは、午後9時過ぎでした。


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