ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

チョーライ病院・救急処置室に入院

さてさて。夜半にベトナムローカルでは最大規模の病院、チョーライ病院の救急外来に到着しました。

処置室前のベットに寝かされ、放置されること30分あまり^^。あんまりにも相手にされないので、付き添いで来てくれていたうちの学校スタッフT君が、「あの、外国人なんすけど、早く処置してやってもらえないですか。」と、病院スタッフに直訴。

いや、ベトナムで「外国人」という言葉は、霊験あらたかです(笑)。すぐに処置室わきの、エアコン付の特別個室(?)をあてがわれました。ドアの向こうの、修羅場と化している、数十人収容の大処置室とは天国と地獄の差。トイレに行くときは、どうしてもこの大処置室を横切らねばならないので、修羅場ぶりがよく観察できました。

が・・・。

特別室は冷房が効きすぎ(設定温度23度)、メチャクチャ寒い。おまけに、天井にはファンまで回っている。さらに看護婦さんに、「熱があるときは布団をかぶっちゃ駄目なのよ!」と、毛布を剥ぎ取られ?!

ベトナムでは、熱があるときは、体の熱を放出するために薄着で寝なければならないらしい。そんなバカな・・・。あまりの寒さに耐えかねて、看護婦さんの言葉は無視して、再び毛布に包まりのたうち回ること、さらに30分。やっと神々しいオーラをまとって、医者が登場。

39度ちょっと熱があったので、まず最初に聞かれたのは、「最近メキシコに行ったか」^^

「いや、行ってません。全然。ここ3年半、ベトナムから一歩も出てません」

と答え、諸々の症状を説明したら、医者は去っていきました。で、入れ代わりで看護婦さんが現れ、点滴と注射、それに血液検査のやり直し。「結果は朝にわかるから、それまで寝ててね」と言われ、結局そのまま朝まで放置されました(爆)。

その間点滴が切れたのですが、だれも来ないから自分でローラークレンメ(って言うんですか?)を回して点滴を止め、少しだけ落ち着いてきたので、あとは朝までうつらうつらとしていました。
(ちなみに付き添いのT君は、夜半に帰りました)



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