ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

チョーライ病院・入院3日目

5月8日。この日は、熱も37度台前半まで下がり、かなり回復してきました。

チョーライ病院での入院患者の一日ですが、まず朝5時半ごろ(早い・・・)に、入院服・シーツ&枕カバーの交換があります。僕のところへは、毎朝話し好きなおばちゃんがやってきて、シーツをかえてくれました。まだ熱があってうなっているときも、やたら明るく「ハイハイ、シーツの交換よ。立って立って!ハイ、トイレに行ってこれに着替えてらっしゃい!脱いだ服は廊下のカゴに入れて頂戴ね。」とベッドから追い出されます(笑)。

で、6時ごろ看護婦さんが来て、薬を飲まされ(ついでに昼の薬もこのとき渡される)、点滴の開始。僕のノルマ(?)は一日3本のようで、机の上にその日の割り当て点滴パックを残して去っていく看護婦さん。ちなみに点滴が切れると、内線611番に電話して(笑)、新しいのと変えてもらいます。3本終わるのは午後も遅くなってから。夜は点滴なしです。

朝6時半ごろにには掃除のおばちゃんがやってきて、部屋の掃除。

医師の回診があるのは9時ごろ。初日のジェントルマンなDr.Thuにかわって、2日目からはDr.Binh(ビン)という、オヤジギャグが得意な(?)、おもしろいドクターが担当でした。

あとは夜7時ごろの投薬の時間まで、基本放置です(爆)。

ちなみにベトナムでは大家族制度が色濃く残っているので、家族が面会・看病に来ないなど、考えられないことのようです。うちは核家族なので、午前中に家内が一日分の食事を持ってきて、あとはずっと一人。看護婦さんや掃除のおばちゃんに、いたく同情されました・・・。

いや、大学に入ってから10年以上一人暮らしをしていたので、本人は別になんとも思っていないのですが・・・。ベトナム人には、理解不能のようです。

そういえば、うちの息子が入院したときも、家内か僕しか面会・看病に来ないので、同室の親御さんたちに「どうして?、どうして?」と言われてました(笑)。


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