ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

国道22号線で連続事故・コンテナ車が喫茶店に突っ込む

6月19日朝、国道22号線上で、矢のような速度で走行するコンテナ車が中央分離帯の縁石に衝突・破壊し、勢いあまって10人近い客のいるの喫茶店(ホーチミン市クチ郡)に突っ込んだ。多くの客は幸なことに難を逃れたが、D・V・Uさん(55歳)が重傷を負った。

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また同じ日の6時ごろ、N・V・S(26歳)が運転するコンテナ車が国道22号線、クチ郡のタン・フー・チュン村付近で中央分離帯の縁石を20メートルにわたって粉砕、さらに同じ時刻、同じく国道22号線上、クチ郡タン・フー・チュン村付近で、D・N・H(26歳)が運転するコンテナ車が中央分離帯を破壊した。

交通量が少ない時間帯に事故がおきたので、この事故による死傷者はでていない。


★ ★ ★

写真を見るに、日本にあるような「喫茶店」ではなく、ベトナムにはよくある路上カフェに屋根がついた程度の、自宅軒先営業のカフェのようですね。個人的にこういう路上カフェとか軒先喫茶店は大好きなんですが、まあそんなことは横に置いといて(笑)。


コーヒー飲んでまったりしているときに、いきなりコンテナ車が突っ込んできたら・・・。考えるだに恐ろしいです。10人近い人がいて死者がでなかったのは、まさに奇跡的なのでは。

石川は仕事で、ビエンホア市やホーチミン市郊外の工業団地へほぼ毎日出かけるのですが、ベトナム幹線道路でのコンテナ車の傍若無人な運転振りは、目に余るものがあります(笑)。

いや、(笑)なんて書いてますけど、ホント怖いですよ。

運転手+助手の乗車が義務付けられているのですが、運転手は大音量の改造クラクションを鳴らしまくり、(真横で鳴らされると、鼓膜が破れそうになります)助手は窓から顔を出して、「オラオラ、どかんかいボケ!」とか叫びながら通行してる...

こんなの、しょっちゅうですわ。

まあコンテナに限らず、バスや大型車一般、そしてバイクの運転は荒いですね・・・。自動車はおとなしいですが、それは大抵が社長とかの偉い人を後ろに乗せているから。まだベトナム庶民に自家用車は手が届きません(石川にも手が届きませんorz)ので・・・。

以下、記事の原文です。気合の入った人は、読んでみてください。上記の翻訳は、日本語訳がすっきりするように、若干語順の入れ替えなどがありますので、そこはあらかじめ。

6月20日付、青年新聞(Bao Thanh Nien)より

sáng19.6, gần chục người đang ngồi tại quán cà phê trên quốc lộ 22 (H.Củ Chi, TP.HCM) thất hồn khi chứng kiến chiếc xe container lao như tên bắn trên đường rồi tông nát dải phân cách, sau đó lao thẳng vào quán (ảnh).Nhiều người may mắn thoát nạn, riêng ông Đ V Ư (55 tuổi) bị thương nặng.

6 giờ cùng ngày, xe container do N V S (26 tuổi) điều khiển, chạy đến xã Tân Phú Trung, đã cán nát khoảng 20m dải phân cách.

Cùng giờ, cũng trên quốc lộ 22, đoạn qua ấp Giữa, xã Tân Phú Trung, H.Củ Chi, xe container do D N H (26 tuổi) cầm lái cũng tông gãy một đoạn dải phân cách. Do tai nạn xảy ra lúc đường vắng nên không gây thương tích về người.


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