ガイドブックには載っていない、ベトナムの素顔。

マレーシアに1-0で敗北、歴史を作れず

50年間待ち続けた夢、SEA GAMEの金メダル・・・。しかし決勝戦でマレーシアに1-0で破れ、夢はまたもや夢に終わってしまった。

ベトナムは予選リーグでマレーシアを3-1で降し、決勝トーナメントに進出した。しかしそれは、1週間も前の話だった。

決勝戦で再び相見えるマレーシア。多くの専門家が、ベトナムが歴史を作る瞬間を予言した。しかし、勝利の女神はベトナムに微笑まなかった。

後半83分、マレーシアのザクアンが蹴ったボールは、白いユニフォーム(ベトナム)のディフェンダーの足に触れ、ゴールネットを揺らした。1-0、残り時間は7分。

懸命に攻めるベトナムは、ロスタイムに決定的なチャンスを作るも、最後まで相手のゴールを割ることができなかった。

審判の試合終了を告げる笛が鳴り響いたとき、ベトナムはマレーシアに1-0で敗北し、金メダルの夢は閉ざされた。

(12月18日付 いろいろな新聞から抜粋^^)

★ ★ ★

SEA GAMEニュース3度目ですが(笑)。ベトナム全国民の注目を集めた世紀の一戦、第25回東南アジア競技大会男子サッカー決勝戦、ベトナムvsマレーシア戦が12月17日に行われ、1-0で敗北しました。

予選リーグでも対戦し、そのときは3-1でマレーシアに快勝していたベトナム。いやがおうにも「初の栄冠」の期待がかかりましたが・・・。

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(特設スクリーンを前に、勝利を祈るホーチミン市の人々)

一進一退の攻防も、後半83分に相手チームのシュートがベトナムディフェンダーの足に触れ、まさかのゴール。結局最後までマレーシアのディフェンスを崩すことができず、完封負けをくらってしまいました。

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涙に暮れる選手たち。Võ Hoàng Quãng (22)、Phạm Thành Lương (19)

そして、試合後のHCM市の様子・・・。
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さて、この上の写真を見て思い出したのは、あの日本サッカーの「ドーハの悲劇」。ワールドカップ初出場の夢が、掴んだ指の間からすり抜けていったあの試合のエピソードです。

あの時日本のサポーターは、イラクのロスタイム同点弾でW杯出場を逃したにもかかわらず、泣きながらスタジアムのゴミを拾って帰ったそうです。

フランスW杯のときも、日本サポーターが試合後にスタジアムのゴミ拾いをしていたことが全世界に報道され有名になりましたが、こういう「日本人のマナーのよさ」は本当に誇りに思えることです。

もっとも、最近は(?)モンスターなんちゃらとか、そうでない人も増えているようですが・・・。

おっとっと、「ベトナムB級ニュース」から離れてしまいましたね^^。では、これにて。


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